やっぱよかね!小値賀!! vol.5

藤田 愛さん
藤田 愛さんは福岡県出身で、2022年8月に小値賀町へ移住されました。
藤田 愛さん

移住のきっかけは何ですか?

主人との結婚を機に移住しました。
結婚に至るまでの間に5回ほど来島しましたが、その間に多くの島在住の方とお知り合いになることができ、いつも親切に気さくに接していただいていたため、安心して移住を決意することができました。

移住するときに困ったこと、よかったことは?

■困ったこと
婚姻届提出の日取りを決めていたのですが、前日になって旧姓の判子を福岡に残してきた荷物の中に忘れてきたことが判明。島内のお店には島内に多い苗字の方の判子しか在庫がなく、島外まで買いに行くのは半日がかりになるため、離島の洗礼を受けた出来事でした。
■よかったこと
離島引っ越し専門業者さんにお願いしたのですが、引っ越し当日は業者の方も驚かれるほどたくさんの島の方に手伝っていただき、1時間もかからず荷物の搬入が終わり、大変ありがたかったです。

小値賀町のすきなところは?

前職で長く接客業に携わってきましたが、“人に寄り添う”ということの難しさを痛感してきました。小値賀での生活では至るところでこの “寄り添う”という行動が自然に行われており、当たり前のように体現されている島の風土が私は大好きです。小値賀での生活を通して初めて“人付き合い”というものの魅力を感じています。

お仕事は何してるの?

笛吹にあるcafé and Lunch KONNEで主人の手伝いをしています。観光で来島された方、島の方々にも多くご利用いただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。

藤田さんより町外の方へひと言!

これまで物や人で溢れる環境の中で生活していたため、移住を決めた時は「本当に大丈夫か?」と周囲に心配されました。小値賀には本土にない当たり前のように在るものがほとんどありません。
しかし、時間、季節毎に変化する海や空の色、自然の風景など都会では感じることのできなかった「流れ」を感じることができます。物に対する価値観や健康に対する意識も変わりました。「少しつかれたな…」と思った時には、この島に来てゆっくりした時間と都会にはないものを探してみてください。きっとリセットできると思います。
藤田 愛さん