中冨 裕美さん
中冨 裕美さんは福岡県出身で、2021年10月に小値賀町へ移住されました。
移住のきっかけは何ですか?
何度か通ううちに、自分に似合う場所だと感じたからです。
20〜30年後の自分を想像したとき、故郷や長く暮らした福岡の街ではなく、この島でおばあちゃんになっている姿がいちばんしっくりきたので、移住を決意しました。
移住するときに困ったこと、よかったことは?
■困ったこと
一般的な引越し業者で見積りを取ったら、びっくり価格でした。なので引越しは、友人がトラックをレンタルして手伝ってくれました。しらべてみたら離島専門の業者もあるみたいです。
■よかったこと
タイミングよく家を購入できたこと。(しかも安価で!)島には不動産屋さんがないので、縁とタイミングが大事です。
小値賀町のすきなところは?
人とのつながりや島の規模感。
もともと島が好きで、数えてみたら全国23の島を旅していました。(北は田代島、南は波照間島まで)どの島も、わりと閉鎖的な印象が強かったのですが、この島は違っていて、はじめて訪れたときから、島外の者を温かく迎えいれる寛容さを感じました。移住後ご近所さんには、まるで家族のようなお付き合いをしていただいてます。
『今日は、夕日がきれいそうだな』と思ったら島の反対側の絶景スポットまで車で数分。どこへ行くにも近い島の規模感も魅力的です。
お仕事は何してるの?
小値賀町役場の産業振興課で消費生活相談員をしています。
町の職員として島に携わり、住民の方々に貢献していきたいと思っています。
中冨さんより町外の方へひと言!
すべての方に島の暮らしが合うとは思っていませんが、ぜひ一度、来て見て島の空気を感じてほしいです。
はじめて遊びに来る人はみんな『いるものがあったら買ってくるよ』と言ってくれますが、暮らしていて不便を感じることは、ほとんどありません。
ただし・・・海が時化たら船が欠航するので、そこだけ注意です!