全国的に新規感染者数が減少傾向になってきましたが、変異株の影響もあり、まだまだ予断を許さない状況が続くと思われます。

　小値賀町においても、７月中旬に初めて感染者が確認され、９名の方が島外の病院と療養施設に搬送され治療を行ったところであります。

　島内のワクチン接種は、8割の方が２回接種を終えていますが、医療体制に限りがあるため、ひとたび感染者が発生すると島内での対処ができない状況にあります。

　これまで、町民の方々は、島内に、「ウイルスを持ち込まない」、「蔓延させない」よう、感染防止対策に一生懸命取り組んでまいりましたが、今後も新しい変異株の出現により、第6波・第7波も考えられることから、小値賀町では、下記のとおり来島される皆様にも、感染防止対策にご協力をいただきたいと存じます。

①「緊急事態宣言地域」や「まん延防止等重点地域」からの来島は控えていただきますようお願いします。ただし、仕事や、やむを得ない理由により来島される場合は、ワクチン接種済であることや事前のＰＣＲ検査で陰性を確認のうえ来島をお願いします。なお、事情によりワクチン接種をすることができない方につきましては、ＰＣＲ検査等で陰性を確認し来島して下さい。

②来島前は、会食等の感染リスクの高い行動は控えていただきますようお願いします。

③来島前、２週間においては検温を行体調管理の徹底をお願いするとともに、発熱や体調不良の方は来島を控えていただきますようお願いします。

④来島された際は、外出の際のマスクの着用、手や指のこまめな消毒、３密の回避など、日常生活においての基本的な感染防止対策を行っていただきますようお願いします。

　「町民の生命を守るため」、「町民が健康で安心して暮らせるよう」、また、来島される皆様方が気兼ねなく島で過ごしていただけるよう、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

小値賀町長　西村　久之